◆これだけ失敗して、ほんま、よー生き残ったわ
——ワイズクルーの現状は10店舗の直営店と店舗プロデュース
◆振り返ればこの10年、失敗だらけやん
——人に裏切られ、借金に負われ、それでもここまで来た
◆なんでやろ、どないなってるんやろ、わからんから勉強せなあかん
——ようやく見えてきた経営のイロハ
◆そもそも2店舗目を出す理由にブレはないか?
◆2店舗目を出す前に1店舗目の活用をトコトン考えたか?
◆「自分ならできる」「絶対に成功する」そんな思い込みが失敗のもと
◆「2店舗目の失敗は致命傷になる」という覚悟があるか?
◆「自分は飲食店が本当に好きか」と自問してみたか?
◆「人を喜ばせるのが本当に好きか」と考えてみたか?
◆オーナーと店長との役割の違いを理解する
◆たとえ苦手でも自分の思いを伝える手法を確立する
◆現場への執着と愛情こそが繁盛店を作る
◆意識的に自分の存在を軽くしていく
◆ヒーローになれる店長とスタッフを育てる
◆人の成長に興味がなければ1店舗にとどめる
◆スタッフを育てるコツは、興味を持たせ、環境を整え、褒めること
◆叱るときはお客様を考えの中心に据えて注意する
◆お店のルールをスタッフに守らせるには?
◆スタッフに問題を感じたら、まず自分の行動を反省する
◆アルバイトを社員に匹敵する戦力とするには?
◆お店やスタッフの評価をオーナーの主観で判断しないために
◆現場の士気を向上させる会議のやり方とは?
◆2店舗目の出店エリアはどこが望ましいか?
◆2店舗目はどんな業態の店舗にしたらよいか?
◆2店舗目が近ければ、こんな相乗効果が図れる
◆「売上げは毎日銀行に入金する」というルールを作る
◆お店の応援団になってくれる仕入れ業者さんとつき合う
◆オーナーの連絡がメンバーに必ず伝わる仕組みを作る
◆金融機関を納得させる事業計画書を作る
◆開店当初は問題が発生することを事前に教えておく
◆物件選びで失敗しないために事前に確認すべきこと
◆できるだけストレスのかからない物件を選ぶ
◆地図にしたときわかりやすい物件を選ぶ
◆家賃が1店舗目と同額程度の物件を選ぶ
◆手放すときに損失を抑えられる物件を選ぶ
◆流行やトレンドを自店の中に取り込む
◆定番業態を基本とし、流行はスポットを当てる程度にとどめる
◆知りたいことがあればお店のオーナーに臆せず聞いてみる
◆異業種と組み合わせれば業態開発の余地はまだある
◆ローカルな繁盛店が戦略もなしに都心に進出してはいけない
◆多店舗化とともにお店のブランディングを念頭に置く
◆飲食店をクライアントに持つ税理士と契約する
◆借金をすることに余計な罪悪感は持たない
◆2店舗目の出店には想定以上の費用がかかる
◆サポート会社に資金面で協力してもらうこともできる
◆たとえすぐに利益が出なくとも焦らず足下を見つめ直す
◆外部からの情報を意識的に取り入れる
◆本部機能はできるだけ外部に委託する
◆経営の弱点は外部の力で補う
巻末資料 一緒に仕事をすれば必ず役立ってくれるサポート会社14社
山川 博史(やまかわ ひろし)
株式会社ワイズクルー・コーポレーション代表取締役プロデューサー
1971年長崎生まれ。23歳で飲食業界に入る。27歳で独立。2年間で5店舗を出店したものの、契約先の経営者が失踪し高額の債務を負う。資金繰りのためにサラ金から融資を受けるが、経営は回復せず2店舗を廃業。
残った3店舗の再生・活性化を図り、独自に飲食オペレーションシステムを蓄積。その実績が不動産開発・飲食店展開を行う企業などから評価され、新規出店や業態開発などのプロデュース業務の委託件数が増える。
現在は、美川憲一レストランプロジェクト、銀座パノラマプロジェクト、老舗料亭とのコラボレーションによるつゆしゃぶ専門店のほか、出店場所のロケーションを生かしたレストランや居酒屋、バルなどを、東京・大阪を中心に10店舗展開。飲食店・商業施設のプロデュースや講演会なども行っている。
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