本書のコンセプトは「漢字で読み解く日本」です。出題のテーマは「日本」、具体的には日本の文化・習俗・歴史・地理といった分野から日本人として知っておきたい言葉(漢字)を採取して問題とし、それらの言葉の持つ歴史や背景の解説を加えています。漢字クイズを楽しみながら解いていくうちに、知らず知らず日本についての知識が深まり、豊かな語彙を身につけることができる一冊です。
日本の行事/日本の祭/月の名前/日の明け暮れ/
いろいろな色/年齢を表す言葉……など
二十四節気/春秋の七草/日本の家屋/職業・職人/
からだの名称/ひらがなの恋……など
歴代天皇/小倉百人一首/源氏物語/伝統芸能/
相撲の用語/国字(一般編・魚介編)……など
花木の別名/野山の鳥たち/雨の名前/風の名前/
雲の名前/雪の名前/米のいろいろ……など
日本の都市/古い国名/東海道五十三次/
富士山/温泉……など
志田 唯史(しだ ただし)
1951年奈良県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
大手メーカーにて人事、企画開発、海外駐在、営業などを経験。現在、編集制作会社アーク・コミュニケーションズにて、漢字・言葉もの、経済・ビジネス分野を中心に執筆および編集に携わっている。著書に『きわめつき四字熟語』『中国名言読本』(講談社)、『漢字って、もともと、そういう意味だったのか』(角川書店)、『不思議な漢字』(文藝春秋社)、『会社を辞めてはいけません〜宋の蘇軾・泰然自若の哲学』(ベストセラーズ)、『「書く」基本の基本』(インデックス・コミュニケーションズ)、『その敬語、ヘンですよ!』(小社刊)など多数。
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