新しい油がなぜいまブームになっている?
▼「あぶら」はおいしい嫌われ者?・・・・・10
▼食べるあぶらには油と脂がある・・・・・11
▼「脂質ゼロ」商品を食べ続けるのは最悪の選択・・・・・12
▼寿命が尽きるまで女性で13年、男性で10年、病気に苦しむ?・・・・・15
▼胃がもたれても脂質の吸収は小腸から・・・・・18
▼一部はエネルギーとしてすぐ使われ、一部は「体脂肪」として蓄えられる・・・・・19
▼脂質は9回変化してエネルギーとして使われる・・・・・20
▼不可欠だが過剰摂取は避けたい栄養素・・・・・21
▼「善玉」が多すぎても「悪玉」が少なすぎても問題・・・・・23
▼からだに「良い」「悪い」を化学の目で見る・・・・・26
▼脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がある・・・・・27
▼飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違い・・・・・30
▼マーガリンに使われるトランス脂肪酸の危険性をWHOが勧告・・・・・31
▼健康によいのは不飽和脂肪酸・・・・・32
▼不飽和脂肪酸でつくられた血管壁はなぜ柔軟なのか・・・・・35
▼しなやかさの秘密は二重結合にある・・・・・38
▼体内ではつくり出せない必須脂肪酸・・・・・39
▼過不足がないか食用油のチェックを・・・・・40
▼食用油以外の食品にも気を遣う・・・・・41
▼血液検査 脂肪関連数値の読み方・・・・・42
▼健康に良いはずの植物油で不健康に!?・・・・・48
▼糖尿病の発症を抑え寿命を延ばす・・・・・49
▼心臓病の罹患率や死亡率の低下をもたらす・・・・・52
▼脳梗塞・脳出血には予防だけでなく治療にも役立つ・・・・・53
▼高血圧、動脈硬化、血行障害、血栓症——血流を良くし発症を防ぐ・・・・・55
▼がん治療では抗がん剤の副作用を軽減する・・・・・56
▼脳血管型認知症の発症を防ぐ・・・・・57
▼記憶力の低下を防ぎ、改善する・・・・・60
▼うつ病の改善に効果がある・・・・・61
▼体内で起きる炎症を抑える・・・・・63
▼アレルギー・アトピーの予防や治療に好影響をもたらす・・・・・64
▼α─リノレン酸が手軽にとれるえごま油・・・・・68
▼縄文時代から食用にされた「えごま」・・・・・69
▼「えごま」と「ごま」は似て非なるもの・・・・・71
▼1日の摂取量は男性2.3グラム、女性2.1グラム・・・・・72
▼えごま油の味や風味を知っておこう・・・・・72
▼えごま油が特に酸化しやすいということはない・・・・・73
▼えごま油の保存方法・・・・・75
▼えごま油製品の選び方・・・・・77
▼えごま油の効果的な摂取の時間帯・・・・・79
誰にでも簡単に作れる
えごま油を使った料理レシピ・・・・・81
井上 浩義(いのうえ ひろよし)
1961 年生まれ。慶應義塾大学医学部教授。理学博士、医学博 士。専門は薬理学、生理学、高分子化学、原子力学。医薬品の 開発を通じてPM2.5 やナノ粒子の研究をするかたわら、食や 健康についての造詣も深く、えごま油をはじめとする食用油や ナッツ類の権威としても知られる。 主な著書に『アポラクトフェリンのすべてがわかる本』『ここ までわかったPM2.5 本当の恐怖』(いずれもアーク出版)、『え ごま油で健康になる』( 洋泉社)、『食べても痩せるアーモンドのダイエット力』(小学館)など多数。 新聞、雑誌などへの執筆をはじめ、「あさイチ」などテレビで も活躍中。
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