人を巻き込んで二度と立ち上がれない倒産は最悪。できるだけ人に迷惑をかけず、会社も自分も再出発が図れる倒産こそこれからのあり方。イザその時にあわてないために知っておきたい必須のノウハウ。
◇倒産をめぐる状況を知る
◇倒産の種類と特徴を知る
◇かしこい倒産のすすめ
1経営危機に直面したときの対策と手順
2どの手続きを選択したらよいのか
3「再建」か「清算」か、どこで判断する?
4「再建」のメドが立たないときは…
5法的整理と私的整理の特徴を確認する
6再建を図るのなら会社更生法か民事再生法
7中小企業なら会社も社長も民事再生法を申し立てる
8手続きを申し立てたら債権・債務はどうなる?
9取引先への対応はどうする?
◇イザその日に慌てないための対策
1きちんとした倒産ができてこそ再起は図れる
2法的整理を申し立てるための対策は?
3会社の土地・建物を確保するための対策は?
4個人の生活を守るための対策は?
5再出発を図るための資金的な対策は?
◇決算書から読み解く倒産の兆し
1そもそも決算書とは?
2資産状況を貸借対照表から読む
3利益状況を損益計算書から読む
4経営の実態は修正貸借対照表に表れる
5資金繰り表を作成すれば資金状況がつかめる
◇倒産したら利害関係者の立場はどうなる?
1会社をめぐる利害関係者とは
2倒産したら利害関係者の立場はどうなる
末松義章(すえまつよしあき)
1944年東京都出身。
68年慶応義塾大学経済学部卒業。日商岩井(株)審査部を経て、(株)ワタエイ出向、常務取締役を経て、97年(株)ジェイアール東日本商事入社。現在、同社取締役管理審査部長。中小企業診断士。
松田純一(まつだじゅんいち)
1960年山形県出身。
84年慶応義塾大学法学部卒業。シュガーランド(株)役員を経て、90年司法試験合格。93年東京弁護士会登録。馬場法律事務所(現馬場・沢田法律事務所)を経て、2002年松田純一法律事務所開設。弁護士。東証一部上場企業を含む多数の企業に法律アドバイスをしながら、会社監査役として会社内部から企業法務に取り組んでいる。東京地方裁判所より破産管財人として数多く選任されている。
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