健康な身体を入浴で手に入れる!
医療先進国ドイツでは温泉を「医療」として健康増進に役立てています。国が認定した「クアオルト」(健康保養地)には医師が常駐し、人々の病気の治療や日頃の健康管理のために活用しているのです。クアオルトで行われるのが「重炭酸温浴」療法です。この療法は手術はもちろん薬を使うこともなく、血流を改善することで免疫力・抵抗力・治癒力を高め、人を健康体へと変えていくのです。
そもそも重炭酸温浴とはどのようなものか/他の温浴とは何が違うのか/なぜ身体に良いのか/温浴の仕方はどうするのか…etc
病気の成り立ちやメカニズムを研究する病理学の専門家が、健康増進の手段として重炭酸温浴の効能をわかりやすく解説します。
斎藤 一郎(さいとう いちろう)
1954年東京生まれ。日本大学、東京医科歯科大学、徳島大学などを経て、現在、鶴見大学教授、元附属病院長。日本抗加齢医学会理事。
専門は外分泌腺の病態ならびに老化研究。
日本のいくつかの歯学部、医学部や米国(スクリプス研究所)で自己免疫疾患の研究に長年従事し、数多くの論文、著書を発表。
「日本病理学会 学術研究賞」「日本シェーグレン症候群 学会賞」などを受賞。
またNHKの『あさイチ』『ためしてガッテン』『美と若さの新常識』、日本テレビ『世界一受けたい授業』などのテレビ出演を始め、新聞・雑誌でも活躍中。
主な著書に『ドライマウス』(日本評論社)、『不老は口から』(光文社)、『「現代病」ドライマウスを治す』(講談社)、『口からはじめる 不老の科学』(日本評論社)などがある。
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